「何を仕入れたらいいのかわからない…」
「せどりを始めたけど、全然売れない…」
そんなふうに感じたことはありませんか?
物販を始めたばかりの頃って、何をどう選んで仕入れたらいいのか、本当に悩みますよね。僕も最初は、「安く買って高く売ればいいんでしょ?」と軽く考えて失敗したことがあります。実は、この「仕入れる前のリサーチ」が物販の命とも言えるほど大事なんです。
というのも、物販の利益って、仕入れる時点でほとんど決まってしまうからなんですね。
売れる商品を見つけて、しっかり利益が出るかどうかをチェックする——これをやるかやらないかで、成果がまったく変わってきます。
とはいえ、「リサーチってどうやるの?」「どこを見ればいいの?」という疑問も多いはず。
しかも、Amazonやメルカリ、ヤフオクなど、プラットフォームごとに見方やコツが違うんです。
そこで今回は、僕自身が実践してきた経験をもとに、各プラットフォーム別のリサーチ方法をわかりやすくまとめてみました。初心者の方でもすぐに試せる方法や、おすすめのツールも紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
Amazonでのリサーチ方法とおすすめツール3選
Amazonは、物販ビジネスの中でもとくに利用者が多く、商品数も圧倒的。僕自身も、せどりを始めたばかりの頃はAmazonをメインにしていました。
ただその分、競合が多くて価格の変動も激しいため、きちんとリサーチしないと「仕入れたけど売れない…」ということにもなりがちです。
そこで、ここではAmazonで売れる商品を見つけるためのリサーチ方法と、初心者でも使いやすいおすすめツールを3つ紹介します!
① まずはランキングとレビューをチェック
Amazonでは、売れている商品ほど「ランキング」が上位に表示されます。
たとえば、カテゴリー別の売れ筋ランキングを見てみると、今どんな商品が人気なのかがすぐにわかります。
さらに、レビューの数や内容もチェックしましょう。
レビューが多い商品は売れている証拠ですし、レビューの内容から「どんなポイントがウケているのか」も読み取れます。
② 出品制限がないかを事前に確認
Amazonには「出品制限」というルールがあります。
たとえば、有名ブランドや一部のカテゴリは、初心者のアカウントでは出品できない場合があるんです。
知らずに仕入れてしまうと、「せっかく仕入れたのに出品できない…」なんてことも。
これはリサーチの段階で必ずチェックしておきたいポイントです。
③ 利益が出るか?「利益計算」は超重要!
商品が売れても、手数料や送料で利益がほとんど残らなかったら意味がありませんよね。
Amazonでは「FBA」という配送代行サービスを使う人も多いので、その手数料も含めて計算しておく必要があります。
基本的にはこんな感じで計算します。
仕入れ価格 − Amazonの販売手数料 − FBA手数料 − その他経費 = 利益
ここまでできて、ようやく「仕入れてもOKな商品」と判断できます。
④ おすすめツール3選(初心者向け)
ここからは、僕が実際に使ってきた中で「初心者でも扱いやすい」と感じたリサーチツールを3つご紹介します。
▸ Keepa(キーパ)
Amazonの商品価格や売れ筋ランキングの推移をグラフで見られるツール。
価格の変動パターンや売れ行きのタイミングがひと目でわかるので、リサーチには必須です。
有料版は商品のランキングが表示されるのでより詳細に商品分析ができます。
▸ セラースプライト
Amazon専用の本格的なリサーチツールで、中国輸入なども視野に入れた商品分析が可能。
キーワードリサーチや競合分析もできるので、ある程度慣れてきたら導入を検討しても◎
初心者向けというよりは、中級者向けツールですが、早めに触っておくのもアリです。
▸ イーリサ
ブラウザ拡張機能でAmazonの商品ページに直接情報を表示してくれる便利ツール。
出品制限や利益計算がサクッと確認できて、初心者でも安心して使えます。
使い方もシンプルなので、Amazonリサーチの入門ツールとしておすすめです。
Amazonリサーチのカギは「情報の見える化」
Amazonはライバルも多いですが、ツールをうまく使えば「売れている商品」「利益が出る商品」がかなり具体的に見えてきます。
まずはランキングやレビューをしっかり見て、出品制限と利益計算を忘れずにチェック。
慣れてきたら、ツールを使ってリサーチを効率化していきましょう!
フリマアプリ(メルカリ・ラクマ)でのリサーチ方法
初心者が最初に手を出しやすいのが、メルカリやラクマといったフリマアプリ系の販売先です。
スマホ一つで出品・購入ができて、売れるスピードも早いので、「まずはここから始めた」という人も多いんじゃないでしょうか。
僕も最初の販売はメルカリでした。ただし、フリマアプリは価格競争が激しい上に、ユーザーの好みや流行に左右される部分もあるため、「感覚で仕入れる」となかなかうまくいきません。
しっかりとしたリサーチが、ここでもやっぱり大切なんです。
① 「売り切れ」表示から需要をチェック!
メルカリやラクマでは、商品一覧の中に「SOLD」と表示されている商品があります。
これは「すでに売れた実績のある商品」なので、需要がある証拠です。気になる商品があったら、売れた履歴があるかどうかを必ずチェックしましょう。
同じような条件(価格、状態、時期)で売れていれば、再現性も高いです。
② 相場を見て仕入れ判断をする
売れた履歴を見たら、その商品の相場価格をチェックします。
メルカリは検索結果の一覧画面でも「売れた価格」が見えるので、便利ですね。
たとえば、「ゲームソフト ○○」と検索して、3,000円〜3,500円でよく売れているなら、それより安く仕入れられるかを考えます。仕入れ価格 + 送料 + 手数料(10%)
→ これらを差し引いても利益が残るかが判断のポイント!
③ 人気のキーワード・カテゴリを探す
メルカリでは、検索バーにキーワードを入れると「検索候補」が出てきます。
ここに表示されるのは、多くの人が検索している=今注目されているワードです。また、「ランキング」や「注目カテゴリ」などから、売れ筋のジャンルを調べるのもアリ。
たとえば、春には「卒業式 スーツ」、夏には「キャンプ用品」など、季節性のあるアイテムも要チェックです。
④ 商品説明や写真から「売れやすさ」を学ぶ
実際に売れている出品を見て、「どんな説明文を書いているのか」「どんな写真を載せているか」も参考になります。
- 写真が明るくてキレイ
- 状態がわかりやすく記載されている
- 商品の魅力をしっかり伝えている
こうしたポイントを真似することで、自分の販売力もアップしていきます。
フリマアプリは「売れた実績」をお手本にしよう
フリマアプリの強みは、「売れたかどうか」がすぐにわかるところ。
最初のうちは、自分の直感に頼るよりも、実際に売れている商品を真似ることから始めましょう!売れた履歴を見て、相場を確認し、出品内容を参考にする。
これだけでも、かなり精度の高いリサーチができますよ。
ヤフオクのリサーチ方法と競り形式のコツ
ヤフオクは、昔からあるネットオークションの代表格ですね。
最近では「即決価格」も一般的になりましたが、やっぱり特徴的なのは**オークション形式(競り)**で売買できることです。メルカリやAmazonと違って、値動きがあるという点が魅力でもあり、難しさでもあります。
ただ、うまくリサーチすれば「想定より高く売れる」ことも多く、僕自身もプレミア系やコレクター向け商品はよくヤフオクを活用しています。
① 「落札相場」をチェックして需要と価格を把握!
ヤフオクのリサーチで一番便利なのが、「落札相場検索」の機能です。
商品名やキーワードを入れると、実際に**いくらで売れたか(落札されたか)**の履歴がずらっと表示されます。
この情報を見れば、以下のようなことがわかります:
- どんな商品が人気なのか
- 落札価格の相場はどれくらいか
- どのようなタイトルや説明文で出品されていたか
- 競り上がりやすいタイミング(終了日時)
メルカリと違って「最終価格」が明確にわかるので、仕入れ判断もしやすいです。
② 入札件数=注目度のバロメーター
落札履歴を見ると、「入札件数」も表示されています。
この数が多いほど、その商品に複数の人が関心を持ったということ。
たとえば、10件以上の入札がある商品は、次回出品しても売れる可能性が高いと判断できます。
逆に、入札が1件だけだった商品は「偶然売れた」可能性もあるので、慎重に判断しましょう。
③ 「競り向き」「即決向き」商品の見極め方
ヤフオクでは、「即決価格のみ」か「オークション形式」で出すかを選べます。
これも商品によって向き不向きがあります。
向いている商品 | 向いていない商品 |
---|---|
コレクター品・プレミア商品 | 価格が固定されている新品 |
数が少なく希少性のあるもの | 日用品・相場が決まっているもの |
ファン層がいるジャンル(アイドル、限定グッズなど) | 利益が少ない回転系商材 |
競りで思ったよりも高値がつくこともある反面、相場を見誤ると「安く落札されてしまう」リスクもあるので、事前リサーチがカギになります。
④ 出品時間と終了時間にも気を配ろう
ヤフオクはオークション形式なので、終了時間の設定も大切です。
終了間際に一気に入札が入ることが多いので、人がよく見る時間帯(夜20〜23時あたり)に終了するように設定しておくと◎。
また、土日や連休前などもアクセスが増えるタイミングなので、うまく活用すると高値落札のチャンスが広がります。
ヤフオクは「落札履歴」と「入札データ」が命!
ヤフオクは価格の動きがあるぶん、慣れないうちは難しく感じるかもしれません。
でも、「落札相場」「入札件数」「出品タイミング」などをうまく見ていけば、利益の出やすい商品を見つけるヒントがたくさん詰まっています。
慣れてくると「仕入れ→出品→競り上がり」の流れが楽しくなってきますよ。
Yahoo!ショッピングでのリサーチ方法と注意点
Yahoo!ショッピングは、Amazonや楽天と並ぶ大手ショッピングモール。
出店には少しハードルがありますが、その分本格的に物販をやっていきたい人にとっては、非常に有力な販売先になります。ただし、出品者側にとっては「参入ハードルがある=簡単にはライバルが増えにくい」というメリットもあるんです。
だからこそ、しっかりとリサーチをして、どんな商品が売れているのかを把握することがカギになります!
① まずは「売れ筋ランキング」をチェック!
Yahoo!ショッピングでは、カテゴリごとの売れ筋ランキングが公開されています。
ここを見れば、今どんなジャンル・どんな商品がよく売れているのかが一目でわかります。
特に参考になるのは以下のポイント:
- ランキング上位にある商品は安定して売れている可能性が高い
- 似たような商品で自分が扱えそうなものがないか探してみる
- 季節商品やトレンド商品も見つけやすい
まずは自分が扱いたいジャンルでどんな商品が売れているのか、毎日チェックする習慣をつけると良いですよ。
② ライバル店舗の「商品ページ分析」が超参考になる
Yahoo!ショッピングでは、他の店舗がどんな商品をどうやって売っているのかが見やすいのも特徴です。
以下のポイントに注目して分析してみましょう:
- 商品タイトルに使われているキーワード
- 商品説明の書き方(強調ポイント、使っている言葉など)
- 価格帯、送料の設定、クーポンの有無
- 商品レビューやショップレビューの内容
こうした分析を重ねることで、自分が出品する際の参考にもなりますし、「こんな商品がウケてるのか!」という発見にもつながります。
③ SEO(検索対策)を意識した商品選定が重要
Yahoo!ショッピングでは、Googleなどの検索エンジンや、サイト内検索からの流入が多いです。
つまり、キーワード選びや商品タイトルがめちゃくちゃ大事ってことですね。
リサーチの段階でも、「どんなキーワードで商品が見つけられているか」「どんなタイトルが上位表示されているか」を意識して見てみましょう。
例えば:
- 「加湿器」だけでなく「静音 加湿器」「一人暮らし用 加湿器」など、複合ワードが使われているか?
- タイトルの中に「送料無料」「在庫あり」「即納」などの訴求ワードがあるか?
こういった工夫が売上に直結してくるので、しっかり観察しておきたいところです。
④ Yahoo!ショッピングならではの注意点
リサーチを進める上で、Yahoo!ショッピングならではの注意点も知っておきましょう。
- 出店には審査や初期費用が必要(個人でも可能ですが、Amazon・メルカリよりは手続きが多め)
- 在庫連動やCSV登録など、管理がやや高度(Excel操作やツール活用が必要な場面も)
- ポイントキャンペーンやPayPay連携による価格調整が多い(販促が活発なため、価格競争もあり)
だからこそ、「売れる商品」「勝てるジャンル」を事前にしっかりリサーチしておくことが重要です。
Yahoo!ショッピングは“調査と戦略”がものを言う!
Yahoo!ショッピングは、本格派向けのプラットフォームだからこそ、「なんとなく出す」では通用しにくい世界。
でも、ライバルのページを研究したり、売れ筋を毎日ウォッチしたりしているうちに、だんだん「売れる傾向」が見えてきます。
やる気がある人にとっては、大きな成果が期待できる販売先です!
楽天市場でのリサーチ方法と市場の特徴
楽天市場は、「日本最大級のショッピングモール」と言っても過言ではないほどの規模を誇ります。
そのぶん競争も激しいですが、戦略的に商品を選び、しっかりとリサーチを行えば、大きな売上も狙える市場です。
僕自身、楽天は最初は「ハードル高そう…」と感じていましたが、調べてみると他のプラットフォームとは違う特徴やリサーチのコツが見えてきて、「なるほど!」と思うことがたくさんありました。
① 楽天ランキングは“宝の山”
楽天市場のトップページやカテゴリごとにある「楽天ランキング」は、実際に売れている商品のデータが毎日更新されています。
これを活用しない手はありません!
ランキングからわかること:
- 今、どんなジャンルが人気なのか
- どんな価格帯で売れているのか
- 同じような商品で競合との差別化ができそうか
売れ筋をチェックしながら、「この商品、他で仕入れられないかな?」という視点で見ると、仕入れのヒントにもなります。
② ライバル店舗の商品ページを研究する
楽天では各店舗がかなり作り込んだ商品ページを用意しているのが特徴です。
そのぶん、ライバル店舗のページを見るだけで「売るための工夫」がたくさん学べます。
チェックポイントはこんな感じ:
- 商品画像の構成(文字入り、使用シーンの写真など)
- キャッチコピーや説明文の工夫
- セット売り、ギフト対応、レビューキャンペーンなどの販促策
- 価格や送料の設定、クーポンの活用方法
こうした部分を参考にしながら、自分の商品でも取り入れられるポイントを探してみましょう。
③ 検索キーワードと広告表示の関係をチェック
楽天市場は「検索キーワード」による商品表示が中心ですが、上位表示されているものの中には「広告枠(楽天アド)で出ているもの」も含まれています。
つまり、上位に出ている=必ずしも売れている商品とは限らないという点には注意が必要です。検索結果を見て「この商品売れてそうだな」と思ったら、実際に商品ページを開いてレビュー数やランキング実績をチェックするなど、売上の裏付けを取るクセをつけましょう。
④ 楽天は「イベントとセット」でリサーチするのがコツ
楽天市場には「楽天スーパーセール」「お買い物マラソン」「ポイントアップデー」など、定期的な大型イベントがあります。
これらのタイミングで売れる商品には傾向があります。
- まとめ買いやセット販売の商品が強い
- クーポンやポイント還元が強化されるので、高単価商品の動きがよくなる
- 季節性×イベントで売上が急増するケースも
たとえば、「入学シーズン × スーパーセール」で学用品やランドセルが売れる、みたいな感じですね。
イベントカレンダーを見ながら、事前に仕込む商品を考えるのも、楽天リサーチのポイントです。
楽天は“戦略的に勝てる土俵”を見つけよう
楽天市場は一見すると大手ショップばかりで難しく感じるかもしれません。
でも、売れ筋ランキングや競合分析、イベントのタイミングをうまく組み合わせることで、勝てるジャンル・商品を見つけることは十分に可能です。
本気で物販を伸ばしていきたい方にとって、楽天市場は非常に魅力のある販売先。
だからこそ、まずはリサーチを丁寧に行って、勝てる土俵を探していきましょう!
自分に合ったリサーチ法を見つけて、一歩ずつ進もう!
今回は、物販における主要5つの販売プラットフォーム(Amazon、フリマアプリ、ヤフオク、Yahoo!ショッピング、楽天市場)それぞれのリサーチ方法と特徴をお伝えしました。
それぞれのプラットフォームには個性があり、リサーチのコツも違います。
- Amazon:売れ筋やライバル在庫数をツールで数値的に分析
- フリマアプリ:感覚に近い市場で、需要や価格をリアルにチェック
- ヤフオク:落札履歴から人気商品の傾向を読み解く
- Yahoo!ショッピング:店舗研究とランキングでトレンドをつかむ
- 楽天市場:イベントやランキングを組み合わせた戦略的な調査がカギ
最初は「どこから手をつけたらいいんだろう…」と思うかもしれませんが、心配いりません。
一つひとつ試してみることで、自分に合ったやり方が必ず見えてきます。僕も最初はとにかく手探りで、ひたすらランキングを見たり、他の人の商品ページをのぞき見したりして勉強してきました。
その小さな積み重ねが、今の副業収入につながっていると感じています。
まずは「1つのプラットフォーム」を徹底的に見てみよう
あれもこれもと手を広げすぎると、かえって迷ってしまうこともあります。
最初のうちは「自分が興味ある」「使いやすそう」と思ったプラットフォームを1つに絞って、そこでのリサーチをじっくりやってみるのがおすすめです。
- 毎日ランキングを見る
- 売れている商品の共通点を探す
- 他の出品者のマネから始めてみる
こうした一歩が、確実な成長につながっていきます。
リサーチは「知識」ではなく「経験」が力になる!
リサーチというと、どこか難しそうに聞こえるかもしれませんが、実はすごくシンプルです。
「どんな商品が売れてるのかな?」「どのくらいの値段なら売れるんだろう?」という素朴な疑問をもとに、少しずつ観察していくだけ。
そして、やっているうちに感覚が身についてきて、「この商品、売れるな」「この出品者、うまいな」と自然とわかるようになってきます。
失敗してもOK。行動した人だけが、リサーチ力を育てていけます。
あなたの物販ライフが、リサーチの力でさらに充実することを願っています!
一緒に一歩ずつ、進んでいきましょう!
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